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Omnisphere 2 レビュー 最強の音質とライブラリ

 

こんにちは。

今回はDTM界では有名なモンスターシンセである、

Spectrasonics(スペクトラソニックス) Omnisphere 2について、実際に使ってみての感想やどんな特徴があるのかを紹介したいと思います。

サウンドハウス↓

SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Omnisphere 2 (USB Drive) ソフトウェア・シンセサイザー音源

EDM にはこれを使え! ソフトシンセランキング【2019】

Omnisphere 2は一生使いきれない量のプリセットを搭載しているとのことで有名ですね。

私が最も使う音源の一つで完全にレギュラーです。

私が買うまえにオムニスフィア 2について調べたものの、テクニカルなことばかりでリアルな使用感が伝わってくる情報が少なかったため、私も書いてみようかなと一筆とった次第です。ただ私はEDMメインに作っていますのでちょっとそれに偏るかも。

 

もしこれから買う人やちょっと気になってるんだよね〜という人がいればぜひ参考にしてみてください。

ちなみに私が購入した時(2月下旬)の価格がなぜか約三万六千円だったので、どこかの期間ではセールをやっているのかもしれないのでチェックしてみてください。定価は約五万円ほどという高級シンセです。(割と頻繁にセールやっているようです)

 

また昔は大量のCDだったみたいですがイカしたUSBメモリにかわっています。USBの挿し方は普通によくあるUSBポートにぶっさしてOKです。

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カッコいい箱

 

 

Omnisphere 2の特徴

 

Omnisphere 2とは

Omnisphere 2はSpectrasonicsという会社が出しているシンセサイザーです。

かなりの数のプリセットを搭載していることで有名な異色のシンセです。

 

未知のシンセシスの可能性へ。

Omnisphere 2.6はSpectrasonics®が誇るフラッグシップ・シンセサイザーです。同社のSTEAMエンジンによって、卓越したパワーと多用途性を見事に両立。日々進化し続けるOmnisphere 2独自のサウンドには、尽きることのない魅力が溢れています。

 

細かい情報はめちゃめちゃ多い上に初心者の方はそれを見てもイメージがわかないでしょうから省きますねw

今回はOmnisphereの気にすべき点とレビューをメインにしていきますので、Omnisphereの細かいスペックや情報について知りたい方は以下のページを確認してみてください。

Omnisphereに搭載されているエフェクトの種類などもかなり細かく掲載されています。

 

参考 Omnisphere 2.6メディアインテグレーション

 

必要PCスペック

  • 2.4GHz以上のプロセッサー
  • メモリ8GB以上
  • USB互換ポート
  • 70GB以上の空きストレージ

です。

要求がきつい…….w

初期バージョンの情報なので現行は公式ホームページを確認してみてください。

www.minet.jp

Omnisphere 2はバージョンが2.1、2.2、2.3…….みたいな感じで小さなアップデートを繰り返していますがこれらはOmnisphere 2を購入することで無料でアップデートも利用可能です。

最初の値段こそ高いですが有料アップデートのスパンがかなり長いことやプリセットの追加を購入する必要がないので意外とお得かも。

あとスタンドアローンで動作します。

 

プリセットがとんでもなく多い

圧倒的なパッチライブラリ

Omnisphere 2の特徴は何より膨大な数のプリセットがあるということですね。たしか12000以上だったかな、

でも本当にそれくらいありますね。かなり多岐にわたるサウンドライブラリのジャンルで音を探すのも一苦労です。

普通のシンセでは1000〜3000程度なのでOmnisphereの異質さが伺えますねw

 

しかし検索システムがかなり優れていて、ジャンルや音の傾向で分けて選べるだけでなく、

Google検索のように「ベース 暖かい」みたいなのを英語で打ち込むと目的の音がでてきたりします(そんなにあてになりませんが)。また似たような設定の音を探したり、設定を固定したまま別のプリセットに変えてしまうこともできます。

なので絞り込めば難なく音探しができます。

似たサウンドを探してくれるSound Match

 

種類やジャンルが多くて、そのような面はシンセというよりnative instrments のKompleteバンドルのような総合音源に近い印象を受けました。ピアノもストリングスもギターもEDM系シンセも民族楽器っぽいのもなんでもあります。

しかしOmnisphere 2は総合音源的ではあるのですが何にでも使える万能音源というわけではありません。

それぞれの音は良くできていてカッコいいのですが、個性が強すぎる音が多いのです。

ぶっちゃけてしまうと私個人はピアノやギターなどは使って全くと言っていいほど使っていません。(まああくまでシンセなのでシンセ感あるギターやピアノって感じです。)

その他の変わったサウンドはたま〜にアレンジに面白さを加えるために見にいくこともありますが。

 

Omnisphere 2では名物と化したバーニングピアノは正直ピアノとしてはすごく使いづらいです。

楽器多めの曲に入れるよりソロか少なめの編成にしてBGMに使うくらいしかないような。

他にもこんなコーヒー缶とかいう名前のものもあります。

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ただ上手く使うことで曲のアレンジに大きな特徴を与えることができ、そういう部分はクリエイティビティが刺激され楽しいです笑

 

ストリングスやEDM系シンセサウンドはかなり優秀だと思います。Spotlight EDMというEDMに特化したカテゴリがあるくらいで、EDMには力が入ってますね。

でもやはりEDMでも個性的な音で使える人は限られるかも。定番のサウンドって感じではないんですよね〜。

使いこなせれば他との差別化を図れるのでそういった部分を重視する方にはいいかも。

 

また映画なんかの劇伴系に使われることを想定している部分もあるらしく、そういう壮大な音というかも充実している印象でした。

ストリングスはコードにして後ろの方を埋めるPadとして使うのが結構お気に入りです。

 

さらにOmnisphereには大量のFXプリセットも入っていてこちらも曲の特徴づけとして素晴らしい効果を発揮します。

なんというか、FX は宇宙っぽいサウンドですね笑

 

音質

 

気になる音質なのですが、評判通りかなりの高音質です。

他社のシンセと比較して評価してみると、

Nexusと比べるとNexusは少し粗い音で、Omnisphere 2はやすりでさらに磨かれさらっと通る感じでしょうか(よくわからん笑)。

とにかく高音質ですね。MassiveやSpireと比べても音抜けがよくてミックスも簡単。

 

massiveは荒々しさが特徴なのでなんとも言えませんが、Omnisphere 2の音はなんというかスマートです。

音質の面ではほかのserumやspireなんかの高音質のシンセと遜色なく渡り合えます。

これらはEDMでも少し激しいというかSerumはよく変態系などと表現されていますが、

 Omnisphere 2のサウンドは本当にスマートなものが多いですね。

 

でも激しい音もしっかり搭載されていて作ることもできるのでそこは心配しなくてもいいのかもしれませんね。

ただゴリゴリのEDMやダブステップを作るのであればserumやspireの方が目的の音に近づくと思います。

BigroomやFuture Houseとかも。

もちろんOmnisphere 2でもつくれそうではありますが。

 

音作りに関しては なんでもできる

 

音作りの部分に関してですが、大量にある波形もしくはサンプルをベースにしてかなり多様な音作りができます。

サンプルというのはさっきのコーヒー缶みたいなやつですね。シンセの波形は300種類くらいあった気がします。

とんでもない量のサンプルライブラリ

とんでもない数の波形たち。レアなシンセも

 

 

Omnisphere 2はシンセとしてはできないことがないんじゃないのでしょうか?

 

しかも結構エディット画面は見やすく使いやすいです。

massiveなんかはわかりづらいですからね。

使い勝手で言えば初心者向けとも言えるくらい簡単です。

 

個人的にはプリセットから音を引っ張ってきてササッとイメージに近づけるという使い方がオススメです。

グラニュラーシンセシスという音の粒子を再構築するみたいなのもありますが、最初に設定した音にそれを使うとぶっ飛んだ変化が起きますので楽しいです。

ただ先ほども申し上げたように激しいものやダブステップみたいなのはmassiveやSerumのほうがやりやすさはあるかもね。

 

Omnisphere 2の音作り

 

ここで音作りの操作に関して軽く紹介します。

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このようにdefault patchと書いてある部分の下にABCDとあるレイヤーで音を重ねていきます。

これがよくあるシンセのオシレーター的な部分に当たるんでしょうかね。波形の登録も一つですし、プリセットを見るとサブベースやノイズが別のレイヤーに割りあてられているのでおそらくそうなんでしょう。

そう考えるとオシレーター4個ということなのでまあ普通ですかね。

 

このレイヤー間ではなんとコピペもできるので似た音を変化させて重ねるということも簡単です。

こう見るとエンヴェロープやフィルターなどのスタンダードなシンセに搭載されている項目はとてもわかりやすく配置されていますね。

そしてそれぞれの項目名の右にある虫眼鏡マークをクリックするとさらに細かい調整ができます。

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エンヴェロープの項目では図のように直感的な操作が可能ですが私はあまりいじってません…..

エンヴェロープはエンヴェロープ設定のプリセットだけでもすごい量ですね。

画像はエンヴェロープだけですがそれぞれの項目をこのように拡大できます。

 

あと注目すべき点は上の画像を見ていただくと上部に12345678と書いてある部分がありますが、これはそれぞれにプリセットを割り当てる(音作りする)ことができます。

簡単にいうと8トラック分のサウンドをOmnisphere 2一台で作れるということです。

Omnisphere 2一台だけを立ち上げて8つのアウトで使用できますのでCPUの節約になるのです。

 

しかし私の場合はなぜかこれをやると重くなり再生不可能になるので使っていませんが…..

ということでOmnisphere 2はこんな感じで音を作っていけます。

もちろんアルペジエイターも搭載。

 

そしてさらに本格的な内蔵エフェクト・ラックもあり、もうOmnisphereだけで曲作りが完結してしまいそうなレベル。

ミキサー画面もあってセンドエフェクトのような形でも使えるエフェクト用スロットもあります。

大量のサウンドだけでなくエフェクトまでも超本格的です。

サウンドロックという強力な機能

 

サウンドロックという機能でアンプエンヴェロープやフィルターなどの設定を固定したまま、プリセットを変えるということができます。

これはなかなか強いです。

例えばプラック系の設定がされているプリセットで設定を固定したまま、他のプリセットの波形などをロードしてならすとプラック系の設定になったその音が出てくるわけです。

これだと実際すぐに再現できるプリセット数は恐ろしいことになりそうですね。

square波系プラックの設定で固定+super SAWのプリセット=SAWのプラック

的なね。

重い

 

環境によっては重いかもしれません。

私のPCではPAD音色などだとボイス数を最低限に設定しないと再生不可能になります。

シンセの中では重たい部類ですね。

 

私はなぜかパラアウトにすると余計に重くなり再生不可能になるのでOmnisphere 2をたくさん使う時はトラックの分だけ立ち上げて使っていますw

あと先ほどのエフェクトたちもたくさん使うとかなり重くなります。

 

(参考:私のPCメモリ16GB Core i7 )

 

全体的な感想

 

ちょいちょいふれてはいますが一応全体的な感想を書いておきます。

Omnisphere 2の第一印象は圧倒的な高音質ということですね。

それまで私が使っていたシンセとはかなり違いを感じられるものだったので驚きました。

 

プリセットも全て作りこまれていて、プリセットを選択してから少し加工すると面白い音を簡単に作ることができ、アレンジの際に一つは入れたいシンセとなっています。

ただEDMを作りたい方は注意が必要かもしれません。

私は普段EDMをメインに作っていますがOmnisphere 2はEDMに使える派手さはないかもなと感じました。

もっと音がおとなしいですね。荒々しいサウンドもあるにはありますがOmnisphereの音質のせいかなんだかド派手って感じではありません。

 

ただアランウォーカーを目指すならちょいちょい使えるサウンドが入っています笑

映画音楽・劇伴系も対象にしたシンセなのでそのような世界観に合っているのかもしれませんね。

プリセットは作り込まれていて使うと曲に良い効果をもたらしますが使いどころが難しいサウンドが多いですね。

もし王道EDMやその他ダブステップやトランス等を作りたい方には無難なシンセとは言えません。

 

私は変わった音で差をつけたい派だったのでかなり使用頻度が高いですが、それぞれのジャンルの「あの音」という感じで想像されるものには到達しづらいです。

ダブステップならMassiveなどでEDMならSerumやSpireやNexusの方が先にあった方がいいかもしれません。

面白いサウンドを使いこなす自信がある方、Omnisphereのサウンドを受け入れることができる方には最強の味方になるでしょう。

 

また割と静かな音も得意なのでHiphopに軽く入れるとか劇伴とかアンビエントみたいなのに使えますね。

私がEDMに偏っているのでもしかしたらちゃんと使えるサウンドもあるのかも……..

 

こんな人にはオススメ

 

Omnisphere 2は、

  • 優しいサウンドをエレクトリック系音楽に取り入れたい方
  • アレンジに特徴的な音を加えたい方
  • 自分のサウンドライブラリを大幅に強化したい方
  • 壮大なBGMを作りたい方(映画など)

におすすめですね。

かなり面白いサウンドが揃っているのでアレンジの可能性が広がります。

しかし音のクセが強いので最初の総合音源として何かを探している場合はKompleteやHaLionのほうがいいかもしれません。

 

EDMを作りたい方にもオススメできるんですが、ド派手なサウンドというよりは大人しくスマートな印象なのでもしかしたら求める音に近づけないのかもしれません。

音は太くてメインに持ってこれるものなんですがやはり好みがでますね。

Pops的なというか音楽的なEDMを作りたいのであれば役にたちます。

 

あとユーロビートみたいなやつとかトランスとか音ゲーにも使いづらいかも。

何を作るにしても定番のサウンドは別に一つシンセがあった方がいい気がしますね。

 

壮大なBGMなどは作りやすいと思いますよ。

変なサウンドもあるのでクリエイティブにいけます。

 

 終わりに

 

Omnisphere 2をふんだんに使った製作中のサンプルを載せておきます。

Omnisphereをメインに使ったEDMで、かなり面白いサウンドを実現している気がします。

かなり高音質でなんでもできるのであって困ることはないでしょう。

では。

 

 サウンドハウス

SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Omnisphere 2 (USB Drive) ソフトウェア・シンセサイザー音源