前置きが少し長いので時間がない人は飛ばしても結構です。
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前置き
こんにちは。
これから作曲の方法を語りたいと思いますが、私は一応作曲はできるのですがジャンルは少し限られていますので少し食い違いなどがあるかも知れませんがご了承ください。また私はDTMというコンピューターを使った音楽制作がメインです。
(今回はDTMだけにならないような書き方をしています)
私のやり方で対応しているのはpops、edm、シンガーソングライター、バンド、アニソンなどです。クラシックやジャズに関しては知りません!
これらの共通点は音楽理論は最低限でも感覚で作曲ができるという部分だと考えているのですが、それ以外はよく知らないのでなんとも言えません。作曲には理論派と感覚派がいるようですが私は感覚寄りなのでそのような視点から進めます。
余談ですがこのようなサイトを見て作曲法を調べる場合は、運営者が得意な音楽のジャンルが結構作曲法に反映されていますので考慮に入れておくと良いでしょう。音楽理論がいるとかいらないとかいう論争はこのジャンル間の食い違いにあると考えています。
また作曲は感覚的な部分もやはりありますので、個人差があります。なので私の考え方は一つの例として見ていただいて、なにか違う気がしたら自分が正しいと思う方へ行ってみましょう。私自身本とか見てもはっ?て思うことありますし。
さて、前置きはこの辺にして見ていきましょう。
わたしはこういうの作ってます。↓
作曲は才能か?
初心者がまず気になるところが、
「作曲ってセンスとかいるの?」「絶対音感とかないけど大丈夫?」「楽器とかできないけど…..]
というように先天的なセンスや長い音楽経験が必要じゃない?という部分でしょう(私はそうだった)。
ここで私が答えるとすると、
『作曲に必要な能力はいつからでも鍛えられるからとりあえずやってみよう』
という感じになります。
作曲に必要な音感や技術は鍛えれば手に入れることができます。私は絶対音感などないですが、音感を鍛えて作曲が出来るようになりました。楽器も特にやってませんでしたがまあなんとかなっています。
まあつまり、現時点で特にセンスや経験などがなくても作曲はできるようになるということです。とりあえず試してから必要なことを洗い出していきましょう(カラオケとか好きなら最初からできちゃう場合もありますよ)。
しかし作曲というものの難易度は低くはありませんよ!
作曲という工程とやり方
作曲という工程は主旋律(歌などのメインパート)をつくることを指している場合が多いです。
後ろでガチャガチャなっているドラムやピアノ、ギターなどの部分は編曲(アレンジ)という工程になります。
しかし、コンピューターミュージックでは同時進行ができてしまうのでその境界線は曖昧になっています。私としてはコードの決定と大まかなリズムまでを作曲として捉えています。
無責任な話ですが音楽は時代とともに変わっているうえにジャンルや個人差によってやり方が何通りもあるので、なんとな〜くメインのところを作るんだな〜くらいに抑えておいてください。
ちなみにこの記事では主旋律(メロディ)の部分にフォーカスします!!
作曲のスタイルの例を見てみると作曲がどういうものかイメージできますのでここで紹介します。
作曲スタイル1 鼻歌作曲法
これは文字通り鼻歌でフンフ〜ンと歌って、ボイスレコーダーなんかで記録するというやり方です。
「そんな簡単なことでいいの?」
と思われるかもしれませんがそれでいいのです。
難しいのはいい曲を作るという部分ですね。
それなりに曲を聴きこんでいる人ならなんとなく曲自体のイメージをして、鼻歌で歌ってみるということはすぐにできるかもしれません。理論的に破綻していたらダメですが。
またメロディに自由度があるのでユニークな曲を作りやすいです。この手法はプロの作曲家でも普通に使われていて、このやり方で生まれたヒット曲も多数あるみたいですね。
場所を問わずできますし、鼻歌で生まれるだけあって口ずさみやすいメロディであったりその時の気分を強く反映できたりするので名曲になるのかもしれません。個人的にもオススメな方法です。
この後のコードづけで台無しになる可能性もありますが…..
作曲スタイル2 コード作曲法
これはコード進行という、和音を順番に鳴らすことでできる流れのなかで作曲するというやり方です。
もしコード進行についてよくわからなかったら実際に聞いてみるといいでしょう。
どうですか?
これがコード進行というもので和音を順番に鳴らしています。
和音(コード)とは複数の音を同時に鳴らしてできるハーモニーみたいなものです。
ド・ミ・ソみたいな感じです。
雰囲気ありますよね。
簡単な伴奏ですがここにメロディを乗せればシンガーソングライターであれば曲になってしまいそうです。
こちらもそのままでもいけそうですしさらに主旋律を足せばちょっとしたEDMになりそうですね。
このようにギターやピアノなんかで簡単なコードを鳴らしてみて主旋律を連想しようというやり方です。ただコード進行に引っ張られがちでワンパターンになってしまうこともあります。
ギターや鍵盤が手元にある方はコードを鳴らしてなんとなーくそれにあうメロディを口ずさんでみてください。それがコードから連想する作曲です。
音感がある程度ある人ならかなりオススメですよ!
作曲スタイル3 超理論作曲法
これは最高難易度な作曲方法ですね。とにかく勉強して難しいコード進行や音の組み合わせなどを知り、その知識を元に曲を構成していくというやり方です。
「この音はここでこういう使い方をしよう」とか「ここで転調してさらにここで不協和にして……」という風に感覚というより音楽に存在する特性を知り尽くし、その上でメロディを決定していきます。
↓飛ばしてもいいです↓
<spa作曲の仕方を調べていたら「音楽理論がいるかどうか」という話題に出くわしたことはありませんか?
大体いらないと言われる理由というのが、理論にとらわれすぎて難解な曲になったり感性に訴えられないというか…..まああまりに予定調和で理屈っぽくてつまらない曲になる可能性があるとか、テクニックを入れすぎてわかりづらくなるということからです。
キャッチーな曲が売れる商業音楽とでもいいましょうか…そういう分野では複雑で耳に残らない曲は致命的なミスを犯してると言わざるを得ないので、曲を人に聞いてもらう場合は理論に偏って要素を盛り込みすぎるのは良くないということですね。
私個人の意見としては最初は理論はほんの少しであとは実践して覚えるほうがいいと思います。音感や音の相性が感覚としてなんとなくわかってきたら、それを整理するために音楽理論を少し勉強するという順番のほうが効率もいいです。
まあ最初のうちは作曲では理論は最低限でいいです!!
しかもあまり勉強チックでもつまらないですし……
作曲のイメージは掴めましたか?
ここまで作曲の方法を見てきましたが、作曲はどんなことをやるのかイメージできましたか?
とりあえず作曲ってこんなふうにやるんだな〜とイメージできたらOKです!
なんとなくわかったら実践してみて、ボイスレコーダーやDAWに打ち込んで記録してみましょう。実践から次の課題が見えます!
もしできちゃいそうだったらコードのつけかたとかアレンジについても勉強してもいいかもしれませんね。
上手くいかないようなら、音感を鍛えて少しの理論を知ればまた変わりますので勉強してみてください。
作曲に必要な技術と知識
作曲には絶対音感や細かい音楽理論は不要だと述べてきましたが、多少の音感と多少の音楽理論は準備したほうがいいです。
音感に関してはとにかく鍛えるしかないのですが、オススメはカラオケDAMの採点で86点以上とれるまで頑張ることです。
楽しみながらできるので……
あと耳コピもすごいオススメです。
耳コピとは曲を何度も聞いてメロディやベースなどを聞き取り、DTM環境があるなら打ち込んでみるというものです。
DTM以外でいいやり方が思いつきません。すみません…..
あっでもDTMはiPhoneやiPadのGarageBandというアプリで簡易版ができますので耳コピやってみてください!
まあ普通にドレミファソ…と楽器か鍵盤のアプリなんかで鳴らして鍛えてみてもいいですね。音感は感覚的な部分なので個人差がありますし色々挑戦してみてほしいです。
そして多少の音楽理論というのは「コードの種類」、「コード進行とはなんなのか」、「スケールとキー」などですね。
聞いたことはあるかもしれませんがこれらを少し抑えておくことで作曲が捗ります。今後記事で取り扱い次第こちらに追加します。
終わりに
作曲とはどういう風にやるのかというイメージが湧いたでしょうか?
感覚的な部分も大きいので少し勉強して少し実践してと繰り返してみましょう。
作曲ができるというのは実際かなり漠然とした言い方です。
作曲はできるけどダサい曲しかできないよ〜という場合は一応作曲はできるわけですからね。
またある程度の音感さえあればいい曲が作れてしまうのも作曲です。このように作曲ができるとはなにか定義する、というのはちょっと難しいのです。
まずは音感を鍛えて主旋律を作ってみましょう(元からあるならどんどんやってください)。
正直なにがわからないのかもよくわからないと思うので、挑戦してから何がわからないのか見つけてみましょう。
と言われても正直初めてだとわからないと思うので、とりあえず最初に練習すべきことを記しておきます。
作曲ができるようになるための練習
- スケールとキーの簡単な理解
- 楽曲の耳コピ (音色は真似しなくていいですよ)
- とりあえず実践(コード作曲か鼻歌作曲)→わからないことをみつけよう。
最初に読むべき書籍
作曲少女!
この本は最強です。
何がっていうとすごい読みやすいということです。
小説形式で作曲とはなんなのか知ることができます。
かなりとっつきやすい上に内容も充実してますので最初に読んでみてください!
最初に理論書を読むのはつまらなすぎて死んでしまうのでやめときましょう。
作曲ができるようになるにはある程度の苦労は必要だということも理解しておいてね
以上です。