こんにちは。
今回はTOEIC英単語の対策に絶対に必要な「金のフレーズ」とおまけに「銀のフレーズ」の効果的な使い方について紹介します。
当ブログのTOEIC対策記事のコンセプトである「未経験者が半年でTOEIC800点を超える」の最強の効率を実現できるため初心者の方には是非とも読んで頂きたいです。
TOEICでこれらの単語帳がなぜ必要なのかわからない場合はその理由をこちらの記事に書いてますので読んでみてください!↓↓
初心者からTOEIC 730 約3ヶ月でとるためにやった対策
これらの単語帳は中学レベルの基礎単語が身についている前提での単語帳なので気をつけてください。
二種類ありますがどちらも同じ著者で、レベル別になっているものです。初心者の場合は銀のフレーズから始めることになります。
銀のフレーズはBegin などの結構カンタンな単語も載っています。
金・銀全部合わせて2000語程度ですかね。そのほかに細かい単語や表現も載っています。
そして銀のフレーズを最後までやれば、内容が一部重複しているため金のフレーズの三分の一程度は覚えたことになります。
不安であれば銀のフレーズから始めましょう。
この単語帳の特徴はTOEICに頻出の短い英文(フレーズ)の中で単語を覚えるというもので、これが非常に強力です。
文章ごと確認しながらやることで受験時に「なんか聞いたことあるな」という感覚で正解を見つけることができます。
それくらいよく出てくるフレーズたちが掲載されています。
フレーズごと覚えることで単語だけでなくTOEIC用の表現などもたくさんあるので点数アップにつながります。
フレーズというと身構えてしまいますが、普通の単語帳よりむしろ覚えやすいので安心してください。またTOEICあるあるネタみたいなやつがなかなか面白いので楽しくできるでしょう。
TOEIC単語対策であればこの二冊があればとりあえず他には必要ありません。余計なものを買う前にこちらを試してみてください。
参考 金のフレーズAmazon 参考 銀のフレーズAmazon 参考 金のセンテンスAmazon
CONTENTS
金のフレーズと銀のフレーズの特徴
金のフレーズと銀のフレーズはTOEICに完全に特化した単語帳でTOEICではこれらがあればとりあえず十分です。
著者の方が何度もTOEICを受験することによって炙り出された重要な単語たちが掲載されています。
単語帳としては珍しい印象の日本語⇨英語という体裁を取っています。
単語はほとんどフレーズとともに掲載されていて例えば、
左ページ 右ページ
新しく改装された建物
a newly ______d building ⇨ renovated 解説
みたいな感じでTOEICによく出る表現とともに掲載されています。
単語とともにフレーズごとなんとなく身につき、「これ聞いたことあるな」という風に感覚で答える力が身につきます。
単語の解説なども「TOEICではこうでる」というような完全にTOEIC目線の解説なのでTOEIC受験のためには最適です。
単語の網羅性に関しても十分だと思います。
私は現在860ですが、使った単語帳は中学レベルのものと金・銀のフレーズだけです。
もちろん載っていないのもでてきたりはしますのでそこはそれぞれが問題集などから情報収集するしかないでしょう!
単語の重要性
単語は英語を勉強する上では最も重要な部分で、単語でつまづいてしまうとその後の全ての勉強効率が下がってしまいます。
TOEICでも単語は最も重要で、全ての勉強を効率よく進めるためには単語を先にやるのが最善です。
TOEICの勉強は狭く深くが基本で、TOEICに必要な英単語の範囲も少ないです。なので覚えるのに一ヶ月くらい費やせば全部覚えられると思いますよ。
そして単語を先にやってしまった後にそのほかの対策に移ることで、いちいちわからない単語を調べなくてよくなりますのでどんどん進められるようになります。
というのは問題集などで単語を気にすることなくスラスラ進めることができ、もし忘れているところがあれば少しの復習で簡単に復活できるというようなイメージですね。
問題集でわからない単語が出るたびにチェックしていたら大変ですし時間の無駄です。しかも大して覚えられません。
私の知り合いにひとり悪い意味で実証してしまった人がいました。
どんなふうにやればいいかなというので金のフレーズからやってと何回か言ったのに「単語覚えるの苦手だから…」と言ってやらなかったその知り合いは問題集にチェックをつけていましたが、結局TOEICスコアが少しもあがりませんでした。
効率的にやりたいのであればTOEICにおいて金のフレーズは最も効率がいい単語帳なので絶対に使って覚えてくださいね!
自慢するつもりはないですが私自身は初心者から半年で800を超えることができまして、その中で金のフレーズの効果はかなり大きいものだと実感しました。
なのでそんな私を信じていただければ。
わかるでしょうか。
初心者であれば単語からやるとTOEICにおける全ての基礎が出来上がり、そのほかを効率よく進めることができるのです。
単語の覚え方
これは金のフレーズに限らず英単語を覚えるということ全般に言えるのですが、単語を覚えるにはどうするべきかをしっかり考えなくてはなりません。
単語を覚えるということは記憶するということが全てです。
のでどういう記憶法が必要か紹介します。
我々の頭の中では、大まかに長期記憶と短期記憶の二つの格納庫に記憶データが収納されています。
長期記憶というのは何度もやってきて忘れない習慣だったり、慣れた仕事場での動き方だったり少し離れただけではほとんど忘れない記憶のことです。
それに対して短期記憶というのは一番イメージしやすいのが一夜漬けの勉強です。
学校のテストではそれでいいかも知れませんが、TOEICではそれは全く通用しませんので気をつけてください。
試験場に着いて参考書などみてもあまり結果は変わりません。
なので単語を覚える際も長期記憶を意識して覚える必要があります。
ではどうすれば頭の中で長期記憶にデータを移していけるでしょうか。
それは何度も何度も単語を確認して記憶を定着させることでしかできません!
長期記憶をするには何度も何度も思い出すことが重要です。何回忘れてもその都度確認して思い出すことを繰り返しましょう。
ある程度やったら忘れなくなってきますよ。
長期記憶のイメージとしての例え話をしましょう。
あなたの頭の記憶格納庫は「土の地面」です。
そこに単語の記憶という水をかけます。(単語を覚える)
するとすぐに干からびて単語という水はなくなってしまいます。(すぐ忘れる)
しかし何度も何度も単語という水をかけ続けたら、
安定した池が出来上がりました。(なかなか単語という水はなくならない)
これで単語はしばらく蒸発しなくて済みました。(長期記憶)
めでたしめでたし
わかりましたか…..w
こんなイメージで記憶を長期のものにしていきましょう。
実際の勉強法
ここまで見ていただいたら、
「それってストイックに受験生みたいなことをやれってことか」
とお思いになるでしょう。
まあ半分はその通りでしょうね。
勉強ってそういうものですから。少しの忍耐は必要です。
ただ金のフレーズと銀のフレーズでは超効率的にやる方法が存在していて効果は最大限に、使う時間は最小限に抑えることができます。
金のフレーズ銀のフレーズ最強の使い方
最強の効率なのでぜひやってみてください。
個人的には100個程度ずつ覚えるとやりやすかったです。
⬇︎こちらの記事で発音について少し理解すれば単語習得スピードが加速するので是非⬇︎
TOEICリスニング対策 発音の飛躍 英語の発音がすぐによくなる考え方 – KN METHOD
ー下準備ー
まず覚えたい単語50〜100個をどのようなものがあるか、知っているものはあるか確認していきます。覚えるつもりでじっくりと読んで見てください。
その後赤シートを乗せて、覚えているかどうか最初から確認していきます。ほとんど忘れてしまっていていいですよ。解らなかったものは再びそこで覚えるつもりで読んでいきましょう。
これを2〜3回やります。
その後一回でいいので無料でダウンロードできる音声と共に単語の発音なども意味と共に確認していきます。これで下準備は完了です。
ー音声を最大限に活かすー
下準備を終えた時点では、すぐに蒸発してしまうような記憶が作られています。
ここで再び音声の出番です。
ここで音声を使った単語テストをします。
音声は、英単語→日本語意味→英文という順で再生されます。
なので本を見ずに音声を流し、英単語が聞こえた時に意味を頭の中で浮かべます。
そして意味を聞き、その後の英文もなんとなくでいいので聞いていきます。
これで最後まで確認しましょう。これを何度も繰り返しましょう。
その後再び赤シートで隠してテストします。忘れた部分があったら判別できるように印をつけ、今度はそこを重点的にやり確実に覚えていきましょう。
ー何度も繰り返してー
ここまでの過程をある程度繰り返したら長期記憶ができてきます。
そして100個程度マスターできたらすぐに次の100個に移りましょう。これを繰り返し最終的に全てを記憶します。復習はたまにしてくださいね。
ー細かいところを埋めていけー
それぞれの単語を覚え始めたら細かい説明や類語などの説明にもある程度目を通していきましょう。
そして最も重要なことは覚えることなのでテストをしていて間違えたところは絶対に覚えてください。わからないままにしては勉強の意味がありません。
だんだん慣れてきたら音声に合わせてシャドーイングなどもついでにやっていくとリスニングのための訓練として効果がでます。
最強の効率
おわかりでしょうか。
金のフレーズは音声だけで何度も単語テストができるのです!
なので通勤・通学中や、ドライブ中、食事中や風呂の中でもいつでもどこでも単語テストができるのです!
ボーッとしている時間を有効に使えばこれでかなりの勉強時間を作れますよ。
そしてすごいのはこれだけではありません。
音声に慣れてきたらアプリにある倍速モードを使いましょう!
これは恐ろしいですよ。
とりあえず1.1〜1.4倍くらいで試しましょう。
これも聞き続けたら慣れてきますので、とにかく聞き続けて2倍速を目指しましょう!
確実に2倍まで慣れてください!
これの何がすごいのかというと、
単純に単語テストの速度が1.1〜2倍になるということです!!
いや〜恐ろしい効率ですよこれは。通勤の電車の中で一時間の間単語テストができ、慣れてきたらさらに二倍の単語テストができるわけですから。
そしてなんとリスニングのちょっとした訓練にもなりますので、本当に恐ろしい効率です。
こうして簡単な文章で簡単なリスニングを経験できるので、本番のリスニングのための素晴らしい予行練習になるのです。
音声はアメリカ英語とイギリス英語で収録されていてTOEICに非常に役立ちます。
私は実際にこのやり方でやりました。
何度も言っておきますが単語は完全に暗記することが目的です。
上記のやり方はそれを最短ルートで行うことができるというだけで実施するだけでは意味がありません。
実施して覚えるというところまで確実にやってくださいね。
金のフレーズいいところまとめ
- TOEICに完全に最適化
- フレーズごと見ることで単語だけではない力も身につく
- 音声だけでテストを繰り返せる
- 倍速にしてさらに効率を高めることができる
- リスニング対策にもなる
これらを意識して効率的な単語の記憶に臨みたいものです。
とにかく単語は覚えなくては意味がないので見ているだけにしないように、長期記憶を目指しましょう。
やってはいけない単語帳の使い方
ここで紹介することに少しでも当てはまってしまっていたら「単語を覚える」という目的から逸れていますので軌道修正してください。
チェックするだけで終わる
わからないところに印をつけて満足していませんか?
もしあなたが付箋などを大量に貼り付けた時点で満足していたなら勉強としての効果は全くでません。
その付箋たちを活かせれば大丈夫ですが。
単語は覚えるために勉強します。付箋を貼るためではありません。
紙を折りまくる
金のフレーズでやる人がいるかどうかはちょっとわかりませんが、私が大学受験の時単語帳の全ページを折ってる奴が複数いたのでそういうことはやめましょう。本が恐ろしい形になって可哀想です。時間の無駄です。
ずっと同じところをやる
頭への負荷が軽いので自然とやってしまいがちですが、勉強しても効果がない典型の一つなのでどんどん進んで不安だったら戻るくらいでいきましょう。
もし自分でその傾向に気づいたらすぐに直してくださいね。本当に頭への負荷が軽いのでついやってしまうんですよ。
単語を書きまくる
やってもいいけど程々に。特にTOEICでは。
先ほど上で紹介した当ブログの記事と共に読んで頂ければ単語の綴りが覚えやすくなるかも?
終わりに
今回は金のフレーズは素晴らしい効率で勉強を進めることができるものだと紹介してきました。
今回紹介した使い方はなんとなくその効果がイメージできたら是非とも実践して欲しい使い方です。
本当に効率が良く進みますし、音声でできるのであまり苦痛ではありません。わからない単語は何度も聞いて覚えましょう。
もし私のやり方やりづらかったら自分の好きなようにしてみましょう。
金のフレーズ自体が優れているのでほかにもいいやり方はあるかもしれません。
ただ個人的にはこんな感じでやれば単語の面では最強なのではと考えています!
私が初心者から半年で800点を取るまでの過程では単語帳は金・銀のフレーズしか使っていません。
さらにこれだけ最強なうえに安い。
コンパクトで持ち出しやすい。
TOEICやるなら絶対に持っておくべきです。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス (TOEIC TEST 特急シリーズ)