DTM作曲ではテンプレートを作れ!素早く曲を作れる!

 

こんにちは。

皆さんはDTMで作曲するときにプロジェクトのテンプレートを使っていますか?

もし使っていなければ今よりも作曲の効率を良くすることができるかもしれませんよ。

 

テンプレート

 

DTMのプロジェクトのテンプレートって言われてピンときますか?

プロジェクトのテンプレートは、次に曲を作るときに最初から使うと予想される楽器やトラックをすぐに呼び出せるように設定しておくものです。

 

DTMで作曲するときには最初にプロジェクトを作ると思いますが、その時にテンプレートとして保存してあるものをひらけば設定しておいた楽器やトラックを最初から一気に呼び出せるのです。

つまり開いた瞬間から自分がよく使う音源を鳴らすことができたりします。

 

設定しておくだけでかなり時間短縮になりますよ!

おそらく打ち込みメインの人ほど役に立つと思います。

 

テンプレート例

 

例えば私の場合だと、新規に曲を作ろうという時は以下のテンプレートが呼び出せるようになっていて、EDMを作っているのでシンセやサンプラー、SE・FXのためのオーディオトラックなどが最初から出るようになっています。

さらにシンセのトラックには確実に使用するイコライザーもインサートした状態で始めることができるように設定しています。

基本的に使用頻度が高いものを多く入れています。

多い分には使わなければ消せばいいので楽ですよね。

 

そしてCubase以外のDAWでもできるものはあるかと思いますが、トラックに色を設定するのもこの時点でやってあります。

色分けは楽器のソフトウェアによって分けていて、Avengerはピンク…Kontaktは赤…Nexusはオレンジという感じですね。

 

このように色で分けておくと今後名前を変えなくても簡単に判別できるのでかなり楽です。

色で大体どの楽器が使われているか判別でき、入力してあるノートを見れば完全に判別できるので、もはやトラックの名前を「リード」とか「キック」とかに変える作業はしません。

 

最初からこの状態で始められるのでとても便利ですよ。

あとは曲作りのみに集中できます。

 

Cubaseでは以下の画像のように保存することができます。

 

テンプレートを作ろう

 

いかがですか?

テンプレートを設定していない人は設定してみたくなりましたか?

いや、せっかくなので設定しましょう。

時間短縮になりますから。

 

設定するときのポイント

 

あくまで私が設定する時に気をつけていることですが、設定する時に気にしておくといいポイントについてお話ししておきましょう。

 

普段確実に使う楽器を入れておく

 

テンプレートを作る時は当然ながら毎回のように使っている音源を設定しておきましょう。

私の場合はよく使うソフトシンセ11個とソフトウェア音源4つとサンプラートラックが10個、オーディオトラックが10個です。大体これくらはうまるのでこのように設定しています。

 

多い分には除外は簡単なので問題ありません。

曲を作っている時にいらないと思った時に消せばいいでしょう。

もし一つの総合音源(DAW付属など)から毎回いろんな音を出しているという方は、その音源だけたくさん最初から起動できるようにしておくだけで違いますよ。

 

名前・色をつけよう

 

先ほども書きましたが私はテンプレートのそれぞれのトラックに色をつけています。

色が付いているだけで視覚的にどのトラックが瞬時に判断できるのでとても便利です。

なので色をつけることはおすすめです。

うまく色をつけるとしたら、私のようにソフトウェアで分けるか、ドラムキットは赤…ピアノやギターとかのコード楽器は青…..シンセはオレンジ…..のように楽器のカテゴリごとにわけるのもいいですね。

 

また色でなくても、大体使うパートってありますよね?

キック、ギター、ピアノ、スネア、ハイハットなどと名前を最初からつけておくだけで全然違います。

まあ使う音源が絞れない場合はそれはいいですが、大体使うドラムなどがあれば便利ですね。

 

細かな設定をしておこう

 

その他の細かい設定もそれぞれ必要なところをやっておくと便利です。

楽器の時と同様で、基本は毎回のように使う・設定する部分です。

 

おそらくドラムのトラックはグループにすることが多いと思いますが、そういったグループを最初から作っておくというのも便利でしょう。

私はEDMを作る時はリードシンセを重ねることがあるので、そのためのグループが最初から作成されるようにしています。

 

またエフェクトなども入れておくと楽なものもあります。

ローカットは確実にするかと思いますので、そのためにイコライザーを入れておくのもいいかもしれません。

センドエフェクトのトラック設定もちょっといじるだけでできるようにしています。

ミックスは別プロジェクトでやる人はテンプレートを複数作ってもいいですね。

 

複数のテンプレートを作ってもいい

 

私の場合はEDMばかり作っていますのでテンプレートは一つで十分なんですが、様々なジャンルを作る方はそうもいかないかと思います。

なので「ポップステンプレート」「EDMテンプレート」「BGMテンプレート」などと複数作っておくのもいいですね。

まあそれはそれで面倒な作業ですが先のことを考えたら時間短縮になりますよ。

 

さらには「ミックス用」「マスタリング」のような使用用途によってわけるのもいいですね。マスタリングであればOzoneを使う人なら最初からOzoneをマスタートラックに入れておくと楽ですね。

 

テンプレートはアップデートしよう

 

DTMをやっているとどんどん新しい音源やエフェクトプラグインを追加したくなるもの。

そういうものを手に入れてなんども使うようならテンプレートに組み込むといいですね。

そうやって自分の状況に合わせたテンプレートにアップデートしていきましょう。

 

終わりに

 

いかがでしたか?

このようにテンプレートを設定しておくだけで余計な手間がかなり省けるので楽ですよ。

もし設定してなかったという方がいたら試してみては?