DTM リアルで簡単なアコギ音源を使いたいならKOMPLETE系がおすすめ

 

こんにちは。

DTMをやっていると一つ問題になるのがアコースティックギター。

これはDAW付属の音源などでは生楽器のような雰囲気を出すのは大変ですし、打ち込むにもソロならなんとかなるかもしれませんがコード弾きを再現する場合はかなり面倒です。

 

そこでKOMPLETEに入っているアコギ音源を使うことで簡単に解決できるかもしれません。

たとえギターが弾けなくても一瞬でギターサウンドを使用できます。

 

KOMPLETEに入っているアコギ音源

 

今回紹介する、KOMPLETEに入っているアコギ音源はサンプリング音源です。

なのでDAWに立ち上げ、MIDIキーボードで一つの鍵盤を押すだけでリアルなアコギサウンドを再現できます。(KONTAKTというサンプラーをダウンロード)

 

サウンドは↓のような感じ。

音声プレーヤー

打ち込んだのはこれだけ

 

これだけでリアルなサウンドが出ます。ギターについてよく知らなくても簡単ですね。

 

KOMPLETE系アコギ音源は複数の種類があり、

  • Strummed Acoustic
  • Strummed Acoustic 2

というコード演奏をしてくれるシリーズと、2019年に出てきたこれからKOMPLETEに収録される可能性があるPicked Acousticというアコギ音源があります。

Picked Acousticは指やピックによるアルペジオ的フレーズやメロディも使えます。

 

これらを使えば簡単に曲にアコギを取り入れることができますよ。

それでは個別に簡単にみていきましょう。

 

Strummed Acoustic&Strummed Acoustic 2

どちらも¥13,400

 

Strummed Acousticの名前の通り、これらはギターのストラミング(コードをジャカジャカ弾くやつ)を簡単に再現できる音源です。

たくさんの演奏パターンが収録されており、曲中でパターン・リズムを変えていくこともでき、アコギのコード弾きを圧倒的に簡単に再現できます。

 

サンプラーみたいなものなので音もアコギそのまま。(先ほど最初にちょっと紹介した音はStrummed Acousticのものです)

たくさんのパターンを収録

 

またフィンガリングノイズ(指が弦に擦れる音)を混ぜることも非常に簡単で、リアルな雰囲気を演出できます。内蔵エフェクトもシンプル。

 

 

ただこれのダメなポイントとしては自由度が低いことですね。

コード伴奏をパターン指定して行うだけなのでソロなどはもちろん無理です。

 

コード伴奏にしても自分がイメージしたパターンがない場合はダメですね。

(まあ十分にパターンはあると思いますが)

しかしキースイッチといってピアノロールのC1からG1あたりまで奏法パターンを割り当てることができるので、これを細かく変化させれば様々なパターンを組み合わせて新たな雰囲気を作ることもできます。

 

Strummed Acoustic 2は12弦のギターも収録。

もしどちらかを個別で買うのであれば2の方がシステム的にも進化しているのでおすすめです。

サウンドにも微妙に違いがあり、1はギャリッとした金属感ある音が目立ち、2は割と暖かさのあるサウンドです。

また2の方の12弦ギターの方はシャリシャリした音があり、これはこれで好きな人が多そうな音ですね。

 

下記公式ページに行くことでデモを聞くことができます。

Strummed Acoustic

Strummed Acoustic 2 

 

Picked Acoustic

¥13,400

 

こちらは2019年に出たばかりの最新のアコギ音源。

なのでKOMPLETEにはまだ入っていませんがいずれ入りそうですし、使えるので紹介しておきます。

 

使い方などは上のStrummed Acousticとそんなに変わりませんが、こちらは指やピックによるアルペジオやメロディの演奏パターンが収録されています。

そしてこちらは自分でメロディを作れるモードが入っておりより自由度高く使用することが可能になっています。

 

Strummed Acousticとセットで使えればもうアコギメインの曲は作れてしまいそうですね。

またPicked Acousticにはストラムパターンも収録されているので、これだけでもなんとかなりそうです。

 

Picked Acoustic