こんにちは。
Cubaseを使うという時にもしかしたらe licenserなるものが必要という情報を目にされた方がいらっしゃるかもしれません。
しかしこれは場合によって必要かどうか変わるので気をつけましょう。
(Cubase12あたりから全グレードで不要になったようです。Cubase公式サイトを確認してください。)
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e licenserとは
まず問題のe licenserとはなにか。
見た目はこんな感じ↓
USBメモリ型。ドングルです。
これは超簡単にいうと有効なライセンスを入れておくためのものです。Cubaseのアクティベートにはこれを使わなければなりません。
そして有効なライセンスが入ったe licenserをパソコンにセットすることで初めてCubaseが起動するのです。
e licenserに有効なライセンスを読み込ませてパソコンにセットしなければ「有効なライセンスがないためCubaseを終了します」という画面が現れて開くことができません。
こんな感じでCubaseを起動するためのライセンスのいれものと考えておきましょう。
このような形式にすることで一人一つのパソコンでしか使えないですし、たとえどこかからCubaseを入手しても有効なe licenserがなければ使用できないので不正な使用対策になります。
ただ最近はクラウド?を使用したりしてライセンスの管理が行われることも多いので時代遅れ感はありますがね。
しかし他のパソコンでCubaseを使いたい場合は、Cubaseがダウンロードしてあればe licenserを移動するだけですぐに使えるので便利ですね。
e licenserを準備する必要はあるの?
e licenserはAmazonなどに売っていますがCubaseのパッケージ版を買う場合は別に用意する必要はありません。
Cubase ProとArtistでは付属し、Elementsではパソコン上でライセンス管理ができます。(通販サイトでは説明に記載されています)
なので楽器店やAmazon、サウンドハウス等でCubaseを購入する場合はe licenserは特に用意しなくても付いてくるということですね。
注意が必要なのはダウンロード版です。おそらくSteinbergのサイトから直接買うという方は少ないと思いますが、その場合はe licenserが必要という注意書きが出てきます(Pro、Artist)。
なので何かしらの理由でSteinbergのサイトから直接ダウンロード版を買うという場合はe licenserも別に用意する必要が出てくるので気をつけましょう。
ちなみにMIDIキーボードやオーディオインターフェイスなどに付属するCubase AIとLEも特に必要ありません。
しかしここでも注意していただきたいのが、Cubase AIやLEからArtistかProにアップグレードする場合ですね。
アップグレード版はSteinbergのサイトから買うことになると思いますが、その場合はe licenserを別に用意する必要があります。
ちょっとややこしくなったので簡単にまとめると、
- パッケージ版やCubase AI、LEを使う場合はe licenserは別に用意する必要はない
- 公式サイトからのダウンロード版(アップグレード含む)でCubase ArtistかProにする場合は必要
ということですね。
ダウンロード版は少し安い感じがしますが、e licenserはないです。
↓e-Licenser Amazon
終わりに
一応ですが、Cubaseはパッケージ版でもe licenserとダウンロード方法が書いてある紙が入っているだけです。
なのでパッケージ版を買ってもネット環境でCubaseをダウンロードするということですね。DVDドライブなどは不要です。
e licenserに関してはパッケージ版を買う場合は必要ないので買ってしまわないようにしましょう!
ちなみにDTM界では有名なシンセサイザーのNexusというのがありますが、これもなぜかe licenserによるアクティベート、ライセンス管理が必要になるのでNexusを手に入れる場合はあるとおトクですね。これに関してはCubaseを使っている私はラッキーでした。
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