Audi TTの燃費を紹介。TTは燃費でも優れていた

 

こんにちは。

今回はAudi TTの燃費について紹介。私自身も買ってしばらく乗ってみました。(8S)

この記事を書いている時点ではTTを買ってから一年くらいになりますが、乗っている中での実燃費なども紹介できます。

 

TTの燃費はどのくらいか。

 

私が実際に乗っているTTで計測した燃費を紹介。私のTTは2.0ℓの FFモデルになります。

参考までにカタログ燃費を。

  • 1.8 TFSI JC08燃費 16.6(km/L)
  • 2.0 TFSI JC08燃費 14.7(km/L)
  • 2.0 TFSI quattro JC08燃費 14.7(km/L)

なかなか良いのではないでしょうか。輸入車の中では優秀な方でしょう。

1.8Lモデルはコンパクトカーとあんまり変わらないくらい良いですね。

TTの実燃費

私の感想から言うと、TTは気を使って乗ると実燃費も良いです。

私がしばらく乗ってみてTTの燃費を測ってみました。

 

数値の結果は平均、15km/ℓとなりました。カタログ燃費とほぼ同じなのでなかなか良いと言えるでしょう。

いい写真がなかったから良かった時の。

 

高速、山道、街中とわりといろいろ走っていますが、だいたい15km/ℓくらいですね。ただ割と普段から注意深く走っていてスポーツ走行みたいなことはしてないので、ていねいにのったらこのくらい…という数値かとは思います。2万キロほど走った後でも15.4km/lでした。

 

エアコンを使った時はより燃費が悪くなりそうでした。

しかし私は夏以外はそんなにエアコン使わないので少し良くなったかもしれません。

 

まあ、総じて私の体感としてはTTの燃費はそれなりに優れていると感じています。

とはいえハイブリッドや国産のコンパクトカーと比べると劣るかもしれませんがね。ハイオクですし。でもそんなに気になることもないくらいの燃費です。

給油回数もそんなに多くないですし、一回満タンにしたら高速道路を含めたら700kmくらいは走れそうです。スポーツカーとしては良いんじゃないですかね。

 

quattroのモデルは車重も重くなり、4駆なのでもう少し悪くなるのでしょう。

私の2.0TFSIのFFモデルの不満を言うとすればギアが6速しかないので他のモデルと比べて燃費が悪くなることですかね。1.8TFSIやマイナーチェンジ後のFFモデルの40TFSIは7速なので高速ではさらに良い燃費が出せるのではないでしょうか。

 

高速だけならかなり良い燃費に

 

高速道路を200キロほど移動して燃費を測ってみましたが、結果は17km/ℓでした。やはり高速となるとカタログより良い数値になりますね。

私のTTは燃料が50ℓ入るので、航続距離にして800km以上は給油なしでいける計算になります。

TTは長距離ドライブにも適しているのですね。TTは車内もそれなりに静かでワイドなボディの車なのでシートも広く(二人分は)快適です。さらに燃費もいいときたら長距離をゆったり旅するのにいいですよね。

 

渋滞や街中だとそんなに良くない

 

TTの燃費は良いのですが、やはり街中や渋滞に入るとカタログ燃費よりかなり悪くなります。

どんな車も同じでしょうが、TTも同じでした。

私の感覚では日頃の足や街乗りメインでTTに乗りたいという方は8~11km/ℓくらいの燃費を覚悟する必要があります。

 

Audi ドライブセレクトで燃費が変わる

 

Audi ドライブセレクトをご存知でしょうか。Audiの中で有名な機能ですが、車のモードを快適なコンフォートモード、スポーティなダイナミックモード、燃費を良くすることだけを考えたエフィシェンシ、自動のオートに変えられる機能になります。

これらを変えると燃費もだいぶ変わるのです。

 

一番スポーティなダイナミックモードでは、エンジンを高回転に保っているので、ダイナミックで走り続けると燃費がかなり悪くなります。なのでスポーティな走りを楽しみたい方は悪くなることを覚悟しないといけないですね。

 

それに対して燃費重視のエフィシェンシモードがありますが、このエフィシェンシにすると燃費も良くなりました。高速メインならかなり良くなりそうです。

ただエアコンの効きが悪くなったり、加速が悪くなったりと燃費重視モードゆえのデメリットもあります。

エアコンは風量も制限されてしまいます。

 

さらにエフィシェンシではアクセルをはなした時にコースティングという状態になります。

アクセルペダルから足を離すと自動的にクラッチが切れ、エンジンはアイドリング状態になります。エンジンブレーキがかからず、穏やかに速度が落ちていくため、トータルではアクセルペダルを踏む時間が短くなり、燃料消費量の抑制につながります。

ということです。下り坂とかではうまく使えばアクセル踏まずに走れますし、空いている道では惰性でかなり走れます。これも燃費に影響してきます。

燃費重視の乗り方をするなら、基本的にエフィシェンシで乗るのがいいですね。

 

終わりに 燃費もTTを選ぶ理由に

 

さて、ここまでTTの燃費についてみてきましたが、いかがでしょうか。

私としては、スポーツカーを検討している場合は、この優れた燃費もTTを選択する理由となると考えています。

 

他に、スポーツカーでここまで良い燃費の車は、小型のものや軽でないと無いと思うので、給油のストレス解消やガソリン代の節約のような部分でTTを選択肢にしてみても良いですね。

 

TTは走りの面白さでは他のスポーツカーに負けているとか、TTは乗り味は普通の車などという声も見かけますが、他の車にはない実用性があります。

快適なシートと乗り味で長距離、長時間の運転も苦にならず、トランクもかなりの広さを持ちます。そして燃費も良い。

 

スポーツカーが欲しいけど実用的で、様々なシーンでストレスのない車が欲しいという方はTTはおすすめです。

そして、普通にそこらの車と比べたら全然スポーツカーだと思いますし、なんといってもデザインが良すぎますね。美しくてカッコよくてかわいいです。

燃費からそれてしまいましたが、TTは良いよというお話でした。