FenderのアコースティックギターPM-1を使ってみた レビュー

 

こんにちは。

 

今回はのんびりフェンダーのアコースティックギターのレビューをしていきたいと思います。

フェンダーといえばエレキギターのイメージでしたが、一部アコースティックギターも販売しているんですね。

今回はそんなフェンダーアコースティックの一つ、PM-1Standard Dreadnought を使用してみましたがその感想です。

 

ちなみに私はギターに関してはそんなに詳しい方ではないのでそう思って頂ければ。

 

Fender PM-1 の基本情報

 

アコースティックギター

・Paramount シリーズ
・Dreadnought
・カラー:Natural
・スペック
・ナット材:Bone
・ナット幅:1.69″ (43 mm)
・指板材:オヴァンコール
・ネック材:Mahogany
・トップ材:Solid Mahogany
・サイド/バック材:Solid Mahogany
・サドル:Ovangkol
・工場出荷時弦:Fender Dura-Tone Coated 80/20 Bronze (.012-.052 Gauge)
・ケース:Deluxe Black Hardshell (Black Interior)付属

 

今回私が買ったシリーズのパラマウントは最高のような意味の単語で、フェンダーアコースティックの中でもグレードの高いアコギになっています。

ちなみに今回のモデルは完全なアコースティックギターでエレアコではありません。

高級感ある重たいハードケースが付いてきます。

 

PM-1 使用しての感想

 

まずあけたら木の匂いがすごいです。

一年くらいたってもずっと残っていますが、ラッカー塗装のようなものがないからでしょうか。

「木!」って感じがすごいです。

艶がある加工でなくそのまま木を触っている感じですね。

パラマウントシリーズはエレアコモデルの奴は大体ラッカー塗装してあるようです。

 

実際に手にしてみるとネックのつかみごこちはテレキャスターとそんなに変わりはなく、まあ普通。

テレキャスターから持ち替えても自然です。

普通にローコードを弾いて弾き語りなどをする分にはとても弾きやすいです。

ハイポジションは弦が高くて弾くには力が必要です。アコギなので仕方ないですが。

 

実際に弾いてみると、結構本格的な鳴りがあり低音から高音までしっかり響いています。

3万円以下のギターなども試奏しましたが、それらよりは確実に音の響きが豊かで迫力がありますね。

ギター歴の長い人に見てもらいましたが、お世辞かは知りませんが確かに高級感があるようなと言っていました。

 

そして元から付いているブロンズも私はすごい好きです。

「Dura-Tone® 880L 80/20 Coated 12-52」という弦ですが、これがかなりギラギラしたサウンドとしっかりした低音を出してくれていることに気づきました。

最初はあまり気にしていなかったのですが、しばらく使ってもう一度同じ弦に張り替えたときにすごいキラキラしたサウンドになり驚きました。高級感増します。

 

しかも耐久性がすごくて、1ヶ月くらいはある程度しっかりした音質が保たれていたように思います。まあ頻繁に弦を変えるのであれば高い弦ではあるのですが。

 

デザインは期待通りで、かっこいいですね。

以下の画像の一部はサウンドハウスのものですが、本当に写真通りのものがきて楽しいデザインです。裏ではチューニングキーの歯車が出ていてかっこいいです。

 

 

素材はオールマホガニー(ソリッドマホガニー)ですが、これはコスパがいいのか普通なのか。

まあ木自体は高級家具などに使われるものですし、単板仕様なのでギターとしては高級な作りではありますね。

単板ボディ

Paramountシリーズのボディサイド&バックには、良質な単板ローズウッドまたはマホガニーを使用しています。複数の木材を貼り合わせた合板と比べ、一枚板の単板はボディの振動効率を上げ、木材本来の鳴りを実現。弦の振動をスムーズにボディ全体に伝えるため、音量が豊かになるだけでなくトーンも上質に。「Standard」はボディのサイド&バックにマホガニー単板を使用。「All-Mahogany」はボディのすべてにマホガニー単板を使用。「Limited Adirondack」はボディトップにAAグレードのアディロンダック単板、サイド&バックにローズウッド単板を使用しています。

 

参考 FenderFender

 

Fender アコースティックはそんなに定番ではない印象で、使っている人をあまり見たことがないのでちょっと変わったのが欲しい人にはいいかもしれませんね。

 

サウンドハウスなら安く買えます。

 

今回のアコギだけでなくフェンダーアコースティックシリーズはサウンドハウスではどれも安く買えるので確認してみてはいかがでしょうか。

取り寄せでしたが一週間くらいできました。

 

私が買った時は8万円くらいでしたが、サウンドハウスでは6万5千円くらいに値下がりしています。

 

他のフェンダーアコースティックも同様です。

すごい損した気分にはなりましたね。

ギターの価値が下がるってのは悲しいです。

 

10年後にはいくらか上がるかジャンク品のような扱いになってしまうか….

まあでも個人的に愛着のわくギターなのでず〜っと使っていきたいですね。

デザインも音も好きです。

 

Fender PM-1        ドレッドノート

Fender PM-2            小型のパーラーギター

Fender PM-3               トリプルO

これらはエレアコではなく完全アコースティックです。

 

ただ中にMade in Chinaとすこし目立って書いてあるのでそこだけ悲しくなります。

最近の中国は結構技術もすごくなってきていますし、多くの製品が中国製だし、この価格帯だしコンセプトはフェンダーだろうし別に品質に関しては疑うことはありません。

ただなんかChinaと書いてあるとイメージがね…..もっとすみにちいさく書いて欲しかったです。

 

終わりに

 

いかがでしたか?

 

かっこいいギターなので個人的には好きですが、おすすめとは言い切れませんね。

エレアコバージョンはユーザーもいるかと思いますが完全なアコースティックギターでフェンダーを選ぶ人は少なそうです。

 

それでもフェンダーのファンであれば検討してみてもいいかもしれませんね。

 

おまけ ピックによる音色変化

 

PM-1はセルロイドのフェンダーピックで弾くと普通に温かみのある響きで、ULTEXとかいう硬いプラスチック素材のピックで弾くとジャキジャキした金属感ある響きが出せます。

少しシャキシャキしたノイズのような高音を追加するならGATER GRIPというピックで弾くといい感じです。

100円玉で弾くととんでもない金属感とシャキシャキノイズがのるので個人的にすきでした。