Ableton Live10 紹介 EDMにも使えるDAW

 

こんにちは。

今回はAbleton Liveについて紹介します。上級者向けというよりはこれからのDAWを探す方向けになりますね。

Ableton Liveは日本では少数派ですが海外ではかなり人気のDAWとなっているようで、

EDM制作などにはFL STUDIOとならんで定番です。

 

海外のEDM界隈ではハードウェルやティエストといった有名なアーティストが支持しているようです。

今回はそんなAbleton  Liveについて簡単にみていきましょう。

Ableton LiveはDAWの一つです。

音楽制作ソフト DAWとは? 超簡単に解説 おすすめも紹介

 

Ableton Liveについて

 

Ableton Liveは普通のDAWとしての基本性能はもちろん備えていますが、とにかく直感的な音楽制作が可能です。

もとからスピーディな音楽制作が可能なサンプリング・ループがベースの音楽制作に最適化されていてEDMやhiphopには使いやすいDAWとなっています。

 

参考 Ableton Live 製品情報Ableton

販売ページ

Ableton Live サウンドハウスで確認

Ableton Live Amazonで確認

 

 

二種類の編集画面

特にAbleton Liveを特徴づけているのがセッションビューというAbleton特有の画面です。(プラグインが写り込んでしまっています)

これは用意したサンプルや打ち込んだパーツをループさせて停止・追加させることができるものでライブパフォーマンスなどにもつかえます。

画像でいうとミキサーみたいなところの上に再生・停止のボタンが並んでいるのがわかりますか?

 

まるでサンプラーのようです。

時間軸がなくただループさせまくるだけなので自由度はないですがまた違った面白さがありますし、ループ系音楽のジャンルでは面白いですよね。

普通にDTMの際も組み合わせてアイデアを簡単に形にできるのでいいですね。

 

上の画像のようにトラックごとにクリップスロットがついていて、自分で作った素材やサンプル、レコーディングした音声などそれぞれ割り当てることができます。

まあ正直他のDAWに慣れてしまった私としては別にいらない気もするんですが、簡単なコード進行とループ素材をいくつか組み合わせるとすぐにアレンジのイメージが湧いたりするので使いこなせれば素早い制作が可能になるかもしれませんね。

 

しかしアレンジメントビューという普通のDAWと同様に使用できる画面もあり、好きな方を使って音楽制作が可能です。

アレンジメントビューしか使わないよという方もいるのでAbleton Liveはどちらの使い方でも素晴らしく使えるのです。

 

直感的な操作性

 

ここでは主にアレンジメントビューでのお話です。

アレンジメントビューでは他のDAWと同様の編集画面で、トラックを並べて時間軸に沿って打ち込みやサンプルの配置を行なっていきます。

ここでAbleton Liveが面白いのはとにかく直感的に操作できること。

 

画像左側のブラウザビューからシンセやサンプル、エフェクトまでもドラッグ&ドロップで追加することが可能です。

Ableton ユーザーからしたらなんてことないかもしれませんが他のDAWをメインにしている私としては画期的と感じます。

他のDAWだといくつかクリックする場所があって選択していくのでかなり直感的と言えますよね。

 

内蔵エフェクトであれば画面下で操作も可能で手間がかからない仕様。

 

もし直感的な操作での音楽制作を行なっていきたい方ならAbleton Liveは楽しいでしょう。

 

その他の情報

 

  • マルチトラックレコーダー(Standard / Suiteのグレードはトラック数を無制限で使用可能)
  • MIDIシーケンサー
  • DJパフォーマンス(オーディオのテンポ情報を解析し、自動でテンポマッチングさせるWARP機能を活用)
  • ライブパフォーマンス
  • シンセやエフェクトの自作(エフェクトや音源同士をグループ化し、一つにしたり、任意の信号を与えることで音源を鳴らす操作などのデバイス作成が可能)
  • Max for Liveで、音源/エフェクト、UIまでをもカスタマイズ可能

 

Ableton Liveは自分で多様なサウンドデザインが可能なシンセを搭載していて、追加のものを買わなくても優れた音作りが可能となっています。

Live10になってから導入されたウェーブテーブルは視覚的な操作が可能で多様な音作りを可能とします。

以前からもAbleton Liveだけで全ての音作りができる力があったのでますます音作りに関しては強くなっていきますね。

 

その両方を兼ね備えた新たなシンセサイザーが、AbletonのWavetableです。 アナログシンセ、そして、多彩な楽器や音から生成されたウェーブテーブルを使ってストレッチやモーフィングといったサウンドメイキングを行えるほか、所有する音源を取り込んで独自にウェーブテーブルを作成できます。 シンセサイザーに詳しくなくても、すぐに音作りが可能。感覚的に操作できるインターフェースで多彩な音色と音作りの可能性を追求します。

 

さらに詳しい情報はこちらにあります。

Ableton Live10についてほとんど詳しい仕様がのっていますので詳しい部分を確認したい方はこちらを確認してみてください。

参考 Ableton Live10Ableton

 

 

充実したコントローラー類

 

Ableton Liveの特徴の一つとして、専用コントローラーがかなり充実しています。

専用コントローラーを使用することで制作のスピードを上げることができますし、演奏をしつつ音楽制作が可能となるのでAbleton Liveがさらに楽しくなるでしょう。

ほかのDAWではこういったものはほとんどないのでAbletonユーザーの特権です。

 

これらはAbletonを選ぶ理由にもなると思うので紹介しておきます。

Launch Pad

Padを叩いて使用することもできますし、Ableton Liveのコントローラーとしても素早く連携して使用可能です。

NOVATION ( ノベーション ) / LaunchPad Pro MIDIコントローラー

Launch Pad MK2

Launch Pad Mini Mk2

Launch Pad Pro Mk2

Launch Key Mk2

かなりコンパクトで安めのものもあります。持ち運んでDTMができますね。

DTMには必需品であるMIDIキーボードと先ほどのPadが少しだけ埋め込まれた仕様。こちらもAbleton Liveのあらゆるパラメータにアクセスできて制作の時間短縮になります。

NOVATION LAUNCHKEY 61 MKII MIDIキーボード/コントローラー

NOVATION LAUNCHKEY 61 MKII MIDIキーボード/コントローラー

NOVATION LAUNCHKEY 49 MKII MIDIキーボード/コントローラー

NOVATION LAUNCHKEY 25 MKII MIDIキーボード/コントローラー

NOVATION LAUNCHKEY MINI MKII MIDIキーボード/コントローラー

Push2

ABLETON Push2

ABLETON Push2

これにはエントリーモデルのLive Introが付属するので新規ユーザーとしてお得に始めることが可能です。元がバカみたいに高いのでなんとも言えないですが…..

Ableton のコントローラーの中では最高峰のものです。Ableton Liveのあらゆる機能がPush2で使用できて操作がより直感的なものとなります。

Ableton Push2 Liveの操作をさらに快適に LaunchPad DTMにも演奏にも使えるコントローラー

Ableton Liveの気になるところ

 

個人的にAbleton Liveで気になるところがいくつかあるので紹介しておきます。

一つは画面がちょっとみづらいです。灰色が基本の背景なのは微妙ですし、文字も細かくて見つけづらい。まあどのDAWもそうなんですがLogicとかはもっとわかりやすいですね。

 

それと打ち込み時のエディターが使いづらい。ちゃんと使ったわけではないですがその他のDAWと比べてどうも打ち込みがやりづらいですね。

そして値段が高すぎるのも一つ。

フルバージョンで9万円、アップデートで3万というのはいかがなものか。

EDMを作るならFL STUDIOの方が気楽ですね。

 

さらに日本語の情報も多いとは言えないので覚悟が必要。

まあ最低限は揃っているかと思いますが。

以上ですが、まあ気にしなければなんともないものばかりですかね…….?

 

Sleepfreaksさんというサイトでは様々な情報があるのでおすすめです。これからDTMを始める方であればこちらでほとんどの操作を覚えることができます。

参考 SleepFreaksSleepFreaks

また攻略本などもあるので確認してみましょう。

下の販売情報のところにリンクをはっておきますね。

Ableton Liveがおすすめな人

 

Ableton Liveは、

  • ループを使う音楽が作りたい人
  • 直感的な操作のDAWを使いたい人
  • シンセやドラムなどの音作りをDAW内で一から行いたい人
  • DJ

のような方々にはおすすめかと思います。

 

ループ系はEDMやその他エレクトリック系、Hiphopなどもそうですね。

そういったものを作りたい方にはおすすめと言えるでしょう。

操作がシンプルなので他のややこしいのが嫌な人にもいいですね。

 

DJパフォーマンスとしても使用できますし、制作もAbleton Liveで可能で海外のDJでは定番のソフトウェアなのでDJにもおすすめです。

 

販売情報

 

Ableton Liveは三つのグレードと付属の無料版が存在しています。学生は安く購入できるアカデミック版もあります。

無料版は先ほど紹介したコントローラー類にAbleton Live Liteという無料版が付属しています。Push2にはIntroが付属。

それぞれ販売ページをこちらに掲載しておきますので確認してみてください。

 

サウンドハウス↓

Ableton Live Intro

Ableton Live Standard サウンドハウス

Ableton Live Suite サウンドハウス

 

Ableton Live Standard アカデミック版 サウンドハウス

Ableton Live Suite アカデミック版 サウンドハウス

Amazon↓

Ableton Live10 Standard 通常版 楽曲制作ソフト【ダウンロード版】 エイブルトン

【国内正規品】Ableton DAWソフトウェア Live 10 Suite

Ableton Push2+Live10 Suite エイブルトン

 

Ableton Live10 Suite アカデミック版 楽曲制作ソフト【ダウンロード版】 エイブルトン

Ableton Live10 Standard アカデミック版 楽曲制作ソフト【ダウンロード版】 エイブルトン

Ableton Live 10 攻略BOOK

Ableton Liveでエレクトロニック・ミュージックを作る プロのアイデアとテクニック(CD付)

 

終わりに

 

いかがでしょう。

Ableton Liveの世界が少しでも伝わったら幸いです。

 

高いのが辛いですね。

高いのがね。

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